Ashiya Stylish

[Oyassan]によるブログです。オリジナル商品の紹介や秘密の小部屋コレクションの裏話など・・・・・・。

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●蘆屋以外全世界禁煙 第1章・5・6・7第話●

はい!おやっさんです。
連載小説の続編です・・・・。
カテゴリから続けて読むこともできますよぉ~。

[第1章第5話]

驚くべき映像がそこにはあった。
谷本はその映像が何かを判断するのに数秒を要した。
それは人の脳であった。

いったいどういうことなのだろうか?
しばらくその脳を凝視していると、ゆらゆらと動き出すでないか!
怖くなった谷本はシャットダウンしようと思ったのだが、
その脳の映像から矢印のようなアイコンが飛び出してきて、
ヒトミマウスで脳の一部分をクリックするように指示をしてきた。
怖いもの見たさで谷本はクリックする。

サイケデリックな画像とともに、
BeatlesのHelpが流れ出すのであった・・・・・。

[The Beatles-Help]


そして低く曇った声で・・・・・。

「よく来たな谷本君・・・・・、私は君が訪ねてくれたことに感謝する」

「どういうことですか?あなたは生きているのですか?」

「生きているといえば生きている。死んでいるといえば死んでいる。
 ただひとつ言えることは、すでに肉体は存在しない」

「え?といことは、このネットワークの中だけに存在していると言うのですか」

「ああ、簡単に言えばそういうことだ!」

「なんの目的で?」

「それが知りたいのか?」

「知りたいと思いますが、知りたくないとも思います」

「では、なぜコンタクトしてきた・・・・」

「WHO発表のNewsを、ご覧になられましたでしょうか?」

「ああ・・・蘆屋市以外全世界禁煙のNewsだな」

「その件で、ぜひお力を貸していただきたいのですが」

「どうして私なのか?」

「伝説の数々の企画拝見いたしました。私だけの力では、どうしようもありません。
 津森さんの柔軟な発想とアイデアをお貸し下さい」

「谷本君のキャンペーン企画は読ませてもらった。なかなか面白いじゃないか!」

「ありがとうございます」

「谷本君、ひとつ提案がある。君の脳に私が入り込むのはどうだろうか・・・・」

「え?え?え?どういうことでしょうか?」

「私は肉体が存在しないのだが、私の脳はネットワークの中で生きている。
 そこで君のHumandoridの中枢部にハッキングをかけて、
 君の脳に埋め込まれているブレインメモリーを、私の脳と同化するというわけだ」

「ちょっと待ってください・・・・・」

「心配することはない。痛みも感じないし、君の脳が壊死することもない。
 君の脳はOb-La-Di Ob-La-Daの中で一時保管することになる」

谷本は津森の言っていることを理解しようとするのだが、
自分の存在が無くなるのでは?と不安になる。

「谷本君、今君はとても不安になっているだろう。
 しかし大丈夫だ!君の脳を一時保管することで、君の寿命は66年延びるのだから。
 そして同時に肉体も保管される状態になる」

「そのお話、まともに受けていいのでしょうか?」

「ああ、大丈夫だ!この私も以前同じようにして脳を保管されていたからな」

「少しだけ、お時間いただけますか。即答は無理だと思いますので・・・」

「じゃあ、こうしよう。369秒だけトライアルモードにしてみよう。
 そこで君がどうするかを考えればいい。どうだ?」

「トライアルモードまであるんですか・・・。369秒だけですね。
 わかりました。トライアルしてみます」

谷本がそう言った瞬間。
意識が薄れると同時にThe Rolling StonesのJumping Jack Flashが聴こえてくる。

谷本はとんでもないことをしているのでは、という強迫観念にかられた。
しかし想いとは裏腹に谷本は激しくシャウトする。

[Rolling Stones-Jumping Jack Flash]


そして谷本は脳から映し出されるビジョンに涙を流さずにはいられなかった。
そこにはこれまで過去にあった喫煙者への偏見や弾圧や反対運動など、
さまざまな映像が映し出されていた。
そしてそれらの映像とともに、谷本の脳は津森に同化されていくのであった。

数分後、
谷本は叫ぶ・・・。
いや、津森の脳が指令を出す。

「た・に・も・と・で・ぇ・~・す!!!」

続く・・・・・・・

[第1章第6話]

木下の上司である大前田義男は蘆屋市企画部企画課の一室にいた。
その部屋で一人の人物を待っているのである。
扉にノックがあり、その人物が入ってくる。

大前田は緊張した面持ちで深々と頭を下げる。
その人物は蘆屋市市長の山之本直であった。

「やぁ・・・。大前田君、久しぶりだな」

「お久しぶりです。山之本市長・・・・」

「無論WHOのNewsは知っていると思うのだが、極秘にあるプロジェクトが進んでおる。
 そこで、君にもこのプロジェクトに参加してもらおうと思っているのだが」

「それはどんなプロジェクトでしょうか?」

「いいかよく聞いてくれ!WHOの発表以来、住民の流出が始まろうとしている。
 おそらく現在の住民の大半は他府県へと流出するだろう。
 現に今日、転出課の受付だけでも数千人単位だ。しかし転入課には凄まじいほど
 問い合わせがあり数週間後には市内の人口は100万人に膨らみ、
 数ヵ月後には600万人近くなるのであろう・・・・。」

「そそそんなにですか?」

「ああ、そのようだ。しかも世界各国からスモーキングピープルがやってくるので、
 対応するのも大変になってくる。英語圏からイスラム圏からアフリカや南米、
 アジア各国など130数カ国にのぼる。」

「山之本市長・・・・。どうすればいいのでしょうか?」

「それを相談しているのだ。いいかプロジェクトチームのレジメでは、
 今回の危機を逆手にとってチャンスとみておるのだ・・・・。」

「というのは・・・・」

「まずプロジェクトの名前だが、“蘆屋スモーキングシティ宣言”となる。
 もちろんWHOや国連や国家機関や厚生省の了承も得ておる」

「山之本長・・・。なんかゾクゾクしてきました」

「こんなもんじゃないぞ。住民が流出するのは仕方がないが、転入するのは大歓迎だ。
 まず転入してくるスモーキングピープルに転入税なる税金を課税する。
 さらに蘆屋市独自の通貨を発行することになるというのだ」

「山之本市長・・・・。さらにゾクゾクしてきました」

「そうじゃろ・・・。転入税だけでも莫大な金額になることは間違いない。
 そして蘆屋市独自の通貨は、世界でも対ドルや対ユーロ対円に対しても
 絶対的有利な通貨になることは間違いない」

「山之本市長・・・・。ゾクゾクがワクワクしてきました。
 ひとつ質問していいでしょうか?」

「ああ、なんじゃ・・・・」

「その通貨の単位はどういうのでしょうか?」

「聞きたいか・・・・。大前田君」

「ぜひ、お伺いしたいです」

「その通貨はじゃな・・・・・」

「その通貨は・・・・・?」

「その通貨はというのじゃ・・・・」

ですか・・・・。」

「そうじゃ、円ではなくじゃ!!!」

「すすすすす素晴らしいです」

は数年後には、必ずや世界の基軸通貨になるだろう。
 そして、この街が世界の中心となるのも夢物語ではない」

「すすすすす素晴らしいです」

山之本は大前田の顔が紅潮していくのを見ながらほくそ笑んでいた。
彼は本当の山之本市長ではない。
山之本の肉体を間借りしているのである。

そう、あの男・・・・。
津森英吾の脳を持つ山之本市長なのである・・・・。

続く・・・・・・

[第1章第7話]

木下は直属の上司大前田が蘆屋市長山之本直に呼び出されていることも知らずに、
蘆屋市保健所の一室で再び谷本のHumandoridに接続を試みていた。

画面が立ち上がると同時に、
谷本の上気した顔が画面いっぱいとなる。

「き・の・し・た・ぁ・~」

「一体どうしたんだ?谷本・・・・・」

「あのなぁ~、勤務していたJTから出向で蘆屋市保険課へ転属になりまんにゃわ」

「ほんとかよ・・・・」

「うそちゃいまんねん・・・、ほんまでんねん・・・」

「おまえ・・・、なんかいつもと違うぞ」

「ほんまかいな!そうかいな!へぇ~・・・・」

「おまえ関西の出身じゃないだろ。いつからコテコテの関西弁になったんだ?」

「そがいなこと、どうでもよろしまんがな・・・・。
 そや、あんたのHumandoridに耳寄りな情報流しまっからブレインメモリー開放しといてんか」

「耳寄りな情報って、例の蘆屋市以外全世界禁煙のことか?」

「そうでんがな!まんがな!どんがな!」

木下は谷本の脳が津森英吾とも知らずに、
ブレインメモリーを開放するのであった・・・・。

意識が薄れると同時にThe Rolling StonesのJumping Jack Flashが聴こえてくる。

木下はとんでもないことをしているのでは、という強迫観念にかられた。
しかし想いとは裏腹に木下は激しくシャウトする。

[Rolling Stones-Jumping Jack Flash]


そして木下は脳から映し出されるビジョンに涙を流さずにはいられなかった。
そこにはこれまで過去にあった喫煙者への偏見や弾圧や反対運動など、
さまざまな映像が映し出されていた。
そしてそれらの映像とともに、木下の脳は津森に同化されていくのであった。

数分後、
木下は叫ぶ・・・。
いや、津森の脳が指令を出す。

「き・の・し・た・で・ぇ・~・す!!!」

津森のブレインウィルスは着々と広がっていくのであった。

そこへ興奮した大前田が帰ってきた。

「木下、山之本市長から素晴らしい極秘事項を聞いてきたぞ」

「そうでっか?大前田はん・・・・」

「どうしたんだ?木下・・・。その言葉遣いは?」

「どうでもよろしまっしゃろ・・・。それよりでんがな、あんさん。
 わても耳寄りな情報入手してまんがな」

「おいおい!いいかげんにしろよ・・・」

「そんなことより、あんさんのHumandroidのブレインメモリー開放したってんか!」

「わかった、わかった。その後に俺の話も聞くんだぞ」

「はいな、ちょ~いな・・・・」

大前田は木下の脳が津森英吾とも知らずに、
ブレインメモリーを開放するのであった・・・・。

意識が薄れると同時にThe Rolling StonesのJumping Jack Flashが聴こえてくる。

大前田はとんでもないことをしているのでは、という強迫観念にかられた。
しかし想いとは裏腹に大前田は激しくシャウトする。

[Rolling Stones-Jumping Jack Flash]


そして大前田は脳から映し出されるビジョンに涙を流さずにはいられなかった。
そこにはこれまで過去にあった喫煙者への偏見や弾圧や反対運動など、
さまざまな映像が映し出されていた。
そしてそれらの映像とともに、大前田の脳は津森に同化されていくのであった。

数分後、
大前田は叫ぶ・・・。
いや、津森の脳が指令を出す。

「お・お・ま・え・だ・で・ぇ・~す」

津森のブレインウィルスは、さらに広がっていくのであった。

続く・・・・・・・・・
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  1. 2011/02/27(日) 13:41:24|
  2. ●蘆屋以外全世界禁煙●
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BagとMen's Display

はい!
おやっさんです。
今日のテーマは“BagとMen's Display”
それでは、まいりましょう・・・・・・・。

の前に、
AORならランディー君も秀逸です。
柔らかな声で癒されてちょ・・・・。


[Call me-Randy vanwarmer]


陽ざしに春を感じます。
春は生命の息吹を感じる季節・・・・。
スタイリングやバッグのカラーも元気の出る色がいいですよ!


[Customer Order Bag]
blog_551 004

[Men's Display]
blog_551 006

[Customer Order Bag]
blog_551 003

Displayは南イタリアの伊達男がテーマです。
日本代表監督アルベルト・ザッケローニ氏に着てもらいたい。

好評のAngeシリーズは、
素材を選んでお作りいただくことも可能です。


*本日の格言*
イメージは大切な要素である


  1. 2011/02/26(土) 14:48:46|
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業務連絡(ガラクタ市)

はい!
おやっさんです。
今日のテーマは“業務連絡”
それでは、まいりましょう・・・・・・・。

の前に、
GFRのノリノリサウンドでステップでも・・・・。


[Grand Funk Railroad-The Loco-Motion]


さて、
本日の業務連絡は“ガラクタ市”開催のお知らせです。
日曜日の天気が曇り後雨となりそうなので、
1日前倒しいたしますです。


◆芦屋STYLISH ガラクタ市◆
・日時  2月26日(土)AM11:00~PM18:00
・場所  芦屋STYLISH 店舗前にて


いつも開催しているのは蚤の市ですが、
今回開催する“ガラクタ市”はキッチン雑貨や食器などが中心です。
どれも秘密の小部屋から掘り出したモノとなります。
反物や着物なんかも並べちゃいましょうかね・・・・・・・。
なかには、なんじゃこれ!的なモノもありますが。

それがガラクタ市のいいところ。
欧米では週末にストリートで開催されています。
今年初開催ですので、お見逃しなぁ~く!


*本日の格言*
ガラクタは人によっては宝でもある
  1. 2011/02/23(水) 19:30:39|
  2. おやっさんニュース
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●蘆屋以外全世界禁煙 第1章・第4話●

はい!おやっさんです。
連載小説の続編です・・・・。
カテゴリから続けて読むこともできますよぉ~。

[Smoke on the water]


WHOの発表があってから谷本は勤務しているJT本社企画部企画課で、
プロジェクトチームのリーダーとして活動していた。
まず彼が立ち上げたのが生産中止となった煙草銘柄を9品目復活させて、
キャンペーンチームによる販促促進活動を立案した。

●セブンスターガールによる試煙及び販売活動●
●ハイライトギャルによる試煙及び販売活動●
●ショートホープシスターズによる試煙及び販売活動●
●缶ピースレディによる試煙及び販売活動●
●ゴールデンバッドボーイによる試煙及び販売活動●
●チェリーボーイによる試煙及び販売活動●
●エコーマンによる試煙及び販売活動●
●キャスターブラザーズによる試煙及び販売活動●
●しんせい姉妹による試煙及び販売活動●

これらの9品目をJR蘆屋改札口前にて、
大々的にキャンペーンをしようという計画である。
なんせ蘆屋市を除いて世界中が禁煙となるわけだから、
想像以上にスモーキングピープルがやってくるのは間違いない。
そして何よりも考えられるの外国の煙草メーカーの反応である。
WHOは煙草の販売に関して一応のメッセージを通達している・・・・。
その内容は喫煙できる蘆屋市を統括する国の煙草メーカーのみだと。
しかし各国の煙草メーカーは黙って引っ込むはずはない。
現在でも多くの海外闇煙草が流通しているのだから。
のっぴきならない状況ではあるが、JTとしても手をこまねいていられない。
なにしろ10数年前には煙草が主要売上の大半を占めていたのだが、
年々右肩下がりの売上高となりいまやジリ貧状態である。
煙草企画部開発課など地下室の片隅に追いやられ2~3人だけらしい。
しかしその中の一人に伝説の企画マンがいることを知っているのは、
ごく僅かの人間だけとなっている。

谷本は社内全員のネットワークシステムOb-La-Di Ob-La-Daを立ち上げる。
このシステム自体を作った張本人津森英吾なる人物へのコンタクト・・・。
Ob-La-Di Ob-La-Daから名前を入力して検索をかけてみると、
そこには入社当時の津森英吾の顔写真とともに伝説の企画が書かれていた。

その内容とは・・・・・。

●煙草のフィルターを含めた全長36.9cmの「Longlife」なる煙草を企画●
●煙草の直径が3.6cm・フィルターを含めた全長が6.9cmの「Bigmouth」なる煙草を企画●
●煙草にカレーパウダーをしみこませた「インド人もびっくり!」なる煙草を企画●
●煙草の煙が虹色になる「Rainbow Magic」なる煙草を企画●
●煙草に除虫菊を混ぜ込み、その副流煙で蚊を撃退させる「血、吸うたろか!」なる煙草を企画●
●煙草をナノレベルのパウダーにして那智黒飴に混ぜ込む「那智のニコチン」なる煙草飴を企画●
●煙草の煙が自然にハートマークになる「ハートに火をつけて」なる煙草を企画●
●煙草をゲル状にして毎朝歯磨きのように使える「吸ったかもんだか」なる煙草歯磨きを企画●
●煙草を味付け海苔のような形状にし、ご飯に巻いて食べる「たばこですよ」なる煙草海苔を企画●

こういった企画ページだけでもかなりあった。
谷本は津森英吾の深い洞察力と物事への造詣に感銘を受けるとともに、
この人物は一筋縄でいかないとも思ったのである。
しかもOb-La-Di Ob-La-Daと名づける人物なのだから・・・・・・・・・。
谷本は意を決してコンタクトボタンを静かに押す。

そこに映し出されたのは?

続く・・・・。
  1. 2011/02/18(金) 17:30:41|
  2. ●蘆屋以外全世界禁煙●
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カスタマーのスタイリング・・・。

はい!
ジェームズです。
Today Oyassanに変わってJ.Jがお届けします。
今日のテーマは“カスタマーのスタイリング”
それでは、まいりましょう・・・・・・・。

の前に、
Billy Joelの詩で癒されてください。
70年代の名曲ですから・・・・。

[Billy Joel "Just the way you are" Live 1977]


今日はOyassanのカスタマースタイリング・・・・。
長年来店されているレディをコーディネイト。
流行りモノのスタイリングではなく、
ちょっと日本人離れした組み合わせだとJ.Jは思います。
僕が住んでいるリヴァプールレディな雰囲気かな・・・・・。


Good Looking!
blog_551 001

ボヘミアンのようなカントリースタイル・・・。
さすがOyassanのスタイリングは独特の世界観ですね。
カスタマーの個性を見事にプロデュース。
もちろん僕もOyassanにおまかせしていますから・・・・。

*J.Jの格言*
スタイリングは個性です

  1. 2011/02/17(木) 16:30:23|
  2. J.J News
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●蘆屋以外全世界禁煙 第1章・第3話●

はい!おやっさんです。
連載小説の続編です・・・・。
カテゴリから続けて読むことも、できますよぉ~。

[ダウンタウンブギウギバンド]

[第1章・第2話]
「木下か・・・・。オレだよ谷本だ。久しぶりだな。」
10数年ぶりに聞く声は重く沈んでいた。

「ああ谷本か・・・・。今お前のHumandorid見ていたぜ。」
木下も同じような声で話す。

「そうか、オレも見ていたよ。」

「なぁ谷本・・・。2月22日の報道もちろん知っているよな?」

「あぁ、知っている。お前から連絡があると思ってたところさ。
 ところで、俺からなにを聞きだそうとしているんだ?」

「そういう、お前こそどうなんだ?」

しばしの沈黙の後、二人のHumandoridに突然エラーメッセージが表示される。

激しい雑音と砂嵐の画面・・・・・。

そして、シャットダウン。

木下は再読み込みしようと試みるがHumandoridは反応しない。
何者かによるハッキングをされているようだ。
木下はすべてのメモリーのバックアップ機能を準備して終了させることにする。

いったい誰の仕業なんだろう?
おそらく個人レベルではないことは確かである。
考えれるのは、かなりの力を持った権力に間違いない。

「これは厄介なことになりそうだな・・・・・。」

翌日、
朝早く起床した木下は壁に埋め込まれているスクリーンビジョンで、
蘆屋ローカルビジョンなるニュースをチェックする。

そこに映し出された映像には・・・・。
市役所前に険しい表情をした大勢の住民が列を作り市役所が開くのを待っている姿。

その次の映像は・・・・・。
国内の国際空港に到着した世界各国のスモーキングピープル。
ヨーロッパからアジアからアメリカから・・・・。
国内の空港もスモーキングピープルでごった返ししていた。
人・人・人の波が延々と続く。

木下はクシャクシャになったゴロワーズのパッケージから最後の1本を抜き取ると、
かなり年季の入ったジッポーで火をつけ深く吸い込む。
いったいどんな1日なるのだろうか?
そしてどんな苦悩と混乱が待ち受けているのだろうか?
そう考えると頭の中がチリチリと痛み出すのを覚えた・・・・・。

続く・・・・。
  1. 2011/02/13(日) 19:04:37|
  2. ●蘆屋以外全世界禁煙●
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●蘆屋以外全世界禁煙 第1章・第2話●

はい!おやっさんです。
連載小説の続編です・・・・。
カテゴリから続けて読むこともできますよぉ~。

[第1章・第2話]
木下の吸う煙草の銘柄は、ゴロワーズという辛口のフランス煙草である。
フランスの俳優ジャン・ギャヴァンが映画の中でコートの襟を立てて吸う姿にインスパイアされた。
ゴロワーズを吸い終わるころ、ふと考えが生まれた。
2010年10月1日煙草値上げから、どうも雲行きが怪しくなってきたのではと・・・・。

木下はそれ以降の煙草に関するニュースをチェックしようとパソコンを開くことにする。
2022年のパソコンは凄まじいほど進化していて、
網膜にコンタクトレンズのように直接貼り付けるタイプである。
視神経から脳へと信号が送られ自分が見たいものを瞬時にして映し出すのである。

それによると、

2010年10月1日JT煙草105銘柄中103銘柄¥110~¥140値上げ。
2011年10月1日JT煙草105銘柄中103銘柄¥210~¥240値上げ。

おや?
この2年間でかなりの値上げされているのだが2銘柄だけは値上げしてないぞ?

この2銘柄について調べてみる。
ソブラニー・カクテル・100とソブラニー・ブラック・ロシアンという煙草であった。
201005021140329e3.jpg

なぜ?
JTはこの2銘柄を値上げしなかったのだろうか?
ちょっと調べてみる価値はあるなと思い、
自分の脳に埋め込まれているブレインメモリーに記憶させることにする。

2012年4月11日JT煙草105銘柄中52銘柄を生産中止とする。
2013年10月1日JT煙草53銘柄中51銘柄¥510~¥540値上げ。
2015年10月1日JT煙草53銘柄中51銘柄¥810~¥840値上げ。

この年にひとつの事件が起こる。
日本国内に闇煙草が流通するようになってくる。
海外からはもちろんのこと国内でも生産されているらしい。

2016年4月11日JT煙草53銘柄中26銘柄を生産中止とする。
2018年10月1日JT煙草27銘柄中25銘柄¥1210~¥1240値上げ。
全世界各地の愛煙家による小規模な暴動が起こり始める。

2020年4月11日JT煙草27銘柄中25銘柄を2年以内に製造中止とする。
この年にも事件は起こっていた。
JTが管理している煙草の苗を管理していた倉庫で大量に盗まれた事件である。

2021年10月1日JT煙草2銘柄中2銘柄¥369値下げ。

ん?値下げ?
その銘柄はソブラニー・カクテル・100とソブラニー・ブラック・ロシアンだった。
image.jpg

そして、
2022年WHOが突然発表した全世界禁煙となるのである。

木下は大まかなその流れのすべてをブレインメモリー記憶させると、
ソファにもたれ3本目のゴロワーズに火をつけ、もう一つのHumandroidなるソフトを開く。
大学院時代のゼミで親交のあった谷本誠太郎にコンタクトしてみる。

谷本のHumandroidのパーソナルデータをチェックしてみると、
彼はJTの本社企画部企画課に勤務していた。

そのとき、
木下のHumandroidにTalk to Talkのメッセージが・・・・・。

続く・・・・。
  1. 2011/02/09(水) 20:17:38|
  2. ●蘆屋以外全世界禁煙●
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●蘆屋以外全世界禁煙●

はい!おやっさんです。
本日より連載小説が始まります。
カテゴリも作りますので・・・・。

[Platters-Smoke Gets In Your Eyes]


●蘆屋以外全世界禁煙●

[第1章]
2022年2月22日国連機関のWHOは突然世界に向けて発表をおこなった。
全世界を禁煙と。
しかしWHOは、ひとつだけ付け加えた。
日本にあるひとつの小さな都市を除いてと・・・・・。
その都市は関西にある小さな街“蘆屋市”だった。

蘆屋市の保健所に勤める木下潤一は自宅で煙草の煙を眺めながら、
日本の国営放送による全世界禁煙報道特別番組を観ていた。
その番組によると世界の空港から愛煙家達が蘆屋市に向かっているといっている。
その数も半端でないらしい。
煙草を持つ手が微かに震え愕然とした。
そしてCNNやBBCなどのニュースキャスターや全世界のジャーナリストが、
蘆屋市という小さな都市に大挙して訪れるのはいうまでもない。

と、その時。
木下の携帯電話のベルが鳴る。
発信者は木下の上司である大前田義男主査からだ。

「木下か。テレビ観たか?とんでもないことが起きているぞ!」

「大前田主査!いくらWHOが発表したとしても、こんなことが許されるのですか?」

「いいかよく聞け。政府も極秘で反対声明を出したらしいのだか、
 どうやら多額の煙草マネーが世界中の愛煙家からばら撒かれたらしい。
 それによって強引に決議が決まりグーグルマップでAを検索してWHOの一人の愛煙家が
 指を刺したのが蘆屋だったそうだ。」

木下は脇の下に、いやぁ~な汗が流れるのを感じた。

「ほほほほほほほんまですか?」

木下は興奮してくると電話の声がやたら大きくなる。

「いいか明日は定時より早く出勤して対策チームを立ち上げるのだが、
 お前もそのメンバーに入っているので朝7時集合だぞ。」

「ええわかりました。ところで大前田主査、まだ禁煙続いているんですか?」

「そんなもん、このニュース見てから吸いまくりや!」

大前田からの電話を切り、木下は2本目の煙草の火をつける。
立ち昇る紫煙の煙が龍が如く天井に向かって駆け昇っていく。
これからこの街はどうなってしまうのだろうか?

続く・・・・・。
  1. 2011/02/08(火) 20:26:48|
  2. ●蘆屋以外全世界禁煙●
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噂のfacebook

はい!
ジェームズです。
今日のテーマは“噂のfacebook”
それでは、まいりましょう・・・・・・・。
Today Oyassanに変わってJ.Jがお届けします。

の前に、
OyassanからリクエストがあったKansas・・・。
J.Jも思わず聴き惚れてしまいました。
やっぱOyassan隠れた名曲知っていますよねぇ~。


[Kansas Dust in the Wind-Live unplugged]



Anywany,
今日は僕からのお知らせがあります。
というのも、近頃噂のfacebookに登録しちゃいました。
エジプトの反体制デモの発端が一人の青年によるfacebookへの書き込みでしたよね。
従来のメディアとは違った情報発信です。
そして人から人への伝達がとっても早いのが素晴らしい。

But,
ネガティヴな情報伝達も瞬時に広がってしまうということ。
すこ~し怖い面もありますが・・・・。

おやっさんに相談したところ、
J.Jの情報媒体としてなら使っていいよ!とのこと・・・。
Thank's Oyassan!


This is J.J facebook.
http://www.facebook.com/profile.php?id=100002018152872#!/
コピペしてジャンプして、どしどし遊びに来て下さぁ~い。

*J.Jの格言*
小さな情報が世界を変えていく
  1. 2011/02/06(日) 20:09:55|
  2. J.J News
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