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Ashiya Stylish

[Oyassan]によるブログです。オリジナル商品の紹介や秘密の小部屋コレクションの裏話など・・・・・・。

●蘆屋以外全世界禁煙●

はい!おやっさんです。
本日より連載小説が始まります。
カテゴリも作りますので・・・・。

[Platters-Smoke Gets In Your Eyes]


●蘆屋以外全世界禁煙●

[第1章]
2022年2月22日国連機関のWHOは突然世界に向けて発表をおこなった。
全世界を禁煙と。
しかしWHOは、ひとつだけ付け加えた。
日本にあるひとつの小さな都市を除いてと・・・・・。
その都市は関西にある小さな街“蘆屋市”だった。

蘆屋市の保健所に勤める木下潤一は自宅で煙草の煙を眺めながら、
日本の国営放送による全世界禁煙報道特別番組を観ていた。
その番組によると世界の空港から愛煙家達が蘆屋市に向かっているといっている。
その数も半端でないらしい。
煙草を持つ手が微かに震え愕然とした。
そしてCNNやBBCなどのニュースキャスターや全世界のジャーナリストが、
蘆屋市という小さな都市に大挙して訪れるのはいうまでもない。

と、その時。
木下の携帯電話のベルが鳴る。
発信者は木下の上司である大前田義男主査からだ。

「木下か。テレビ観たか?とんでもないことが起きているぞ!」

「大前田主査!いくらWHOが発表したとしても、こんなことが許されるのですか?」

「いいかよく聞け。政府も極秘で反対声明を出したらしいのだか、
 どうやら多額の煙草マネーが世界中の愛煙家からばら撒かれたらしい。
 それによって強引に決議が決まりグーグルマップでAを検索してWHOの一人の愛煙家が
 指を刺したのが蘆屋だったそうだ。」

木下は脇の下に、いやぁ~な汗が流れるのを感じた。

「ほほほほほほほんまですか?」

木下は興奮してくると電話の声がやたら大きくなる。

「いいか明日は定時より早く出勤して対策チームを立ち上げるのだが、
 お前もそのメンバーに入っているので朝7時集合だぞ。」

「ええわかりました。ところで大前田主査、まだ禁煙続いているんですか?」

「そんなもん、このニュース見てから吸いまくりや!」

大前田からの電話を切り、木下は2本目の煙草の火をつける。
立ち昇る紫煙の煙が龍が如く天井に向かって駆け昇っていく。
これからこの街はどうなってしまうのだろうか?

続く・・・・・。
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  1. 2011/02/08(火) 20:26:48|
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